外貨準備、「危機的水準」=投機取引を抑制−エジプト中銀(時事ドットコムから引用)

お金で締め上げ、イスラエルとの戦闘に加担させないようにするということもあり得るのか。

引用開始
 【カイロ時事】エジプト中央銀行は29日、「現在の外貨準備高は必要最低限の危機的水準にある」とし、投機的な取引を控えるよう訴える声明を出した。このまま外貨準備が減少すれば、対外債務返済や輸入に影響する恐れがあり、2011年の政変後に悪化を続けるエジプト経済の深刻さが浮き彫りになっている。
 声明によると、入札を通じて米ドルの売買を行う新たな措置を導入。ドルの取引を規制して無秩序な外貨流出を防ぐのが狙いとみられる。ロイター通信によると、初日の30日は中銀が7500万ドル(約64億円)のドル売却を市中銀行側に提示した。ただ、現在の銀行間の外国為替取引市場も継続されるという。
 エジプトでは政情不安を嫌い、海外からの投資や外国人旅行客が減少。中銀によれば、外貨準備は11月に4億4800万ドル減少して150億4000万ドルとなった。この数字はムバラク政権退陣の前夜と比べて60%減で、食糧など国民生活を維持するための輸入に必要な金額の3カ月分にすぎないという。(2012/12/30-19:26)
引用終了