中国株(終了):上海総合指数、4か月ぶり高値−証券株高い (Bloomberg.co.jpから引用)

中国は、どの程度金融の外資規制を解くのだろうか。欧米資本家のシステムに完全に取り込まれるのか、それとも独自システムを築くことができるのか。

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12月20日ブルームバーグ):中国株式相場は約4カ月ぶり高値に上昇。金融業界の改革や経済成長が企業利益を押し上げるとの見方が広がり、証券株が値上がりした。

中信証券(600030 CH)は2%上昇。中国が国内市場で海外ファンドによる株価指数先物取引を容認する可能性があると中国証券報が報じた。海通証券(600837 CH)や宏源証券(000562 CH)も上げた。また、万科企業(000002 CH)など不動産株は4営業日ぶりで上昇し、年初来では上海総合指数の業種別で最大の上げとなった。

華夏銀行(600015 CH)など銀行株は下落。中国の銀行の利益の伸びが来年に鈍化する可能性があるとの見通しを交通銀行が示した。

上海証券取引所人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数 は、前日比6.11ポイント(0.3%)高の2168.35と、8月10日以来の高値で終了。上海、深圳両証取のA株に連動しているCSI300指数 は同0.6%高の2384.82。

華西証券のアナリスト、マオ・ション氏(成都在勤)は、「最近の相場上昇は今年これまでより持続可能な上げとなっており、投資家の信頼が回復していることを示している」と指摘。「不動産株と金融株は今回の上昇を主導している。 国内のファンドマネジャーも投資先としてこれらの業界に注目している」と述べた。

原題:China’s Stocks Rise to Highest in Four Months, Led byBrokerages(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:シンガポール Weiyi Lim wlim26@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Darren Boey dboey@bloomberg.net
更新日時: 2012/12/20 17:14 JST
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