ゴールドマン証:TOPIXは2013年に19%上昇へ (Bloomberg.co.jpから引用)

どうやら日本バブルへのボタンは押されているようだ。

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11月29日(ブルームバーグ):予想1株利益の成長率が世界トップの日本株は、海外投資家の買いの拡大を見込んで2013年のTOPIX は19%上昇する可能性がある−−。ゴールドマン・サックス証券ではこうした見通しを示した。

同証のチーフ日本株ストラテジスト、キャシー松井氏は29日付のリポートで、日本の収益予想修正モメンタムは12年末までに底入れする可能性が高く、13年度に20%、14年度に11%の1株利益成長率を予想。中でも13年度の予想1株利益成長率は、世界のどの地域よりも高いと指摘した。

さらに最近の世論調査では、12月16日の衆院選自民党が高い支持を得ているとし、デフレ脱却を目指した政策が期待されると言及。日本銀行の総裁・副総裁の交代も予定されているとし、将来的に追加の金融緩和も見込まれるという。13年の主要テーマとして自民党関連銘柄、景気敏感輸出株、銀行 などリフレ関連、優良バリュー株を挙げた。

一方、需給面では円が引き続き弱含み、ファンダメンタルズが改善するなら、日本株のウエートが極めて低い海外投資家 がウエート引き上げに動く可能性はあると分析。MSCI EAFE指数 連動型国際株式ファンドにおける日本株のアンダーウエートが解消したと仮定すれば、外国人から約4.5兆円の買いが生じる可能性があるとした。

これらの結果、同証ではTOPIXは今後3カ月に820ポイント、6カ月後に900ポイント、12カ月後に930ポイントに達すると結論づけている。来年の予想上昇率19%の基準は27日終値の782ポイント。

記事についての記者への問い合わせ先:東京 長谷川敏郎 Toshiro Hasegawa thasegawa6@bloomberg.net

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更新日時: 2012/11/29 12:37 JST
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