欧州エアバス、中国東方航空からA320を60機受注'Bloomberg.co.jpから引用)

駆け引き上手な中国。日本の外交も、今以上に官僚ではなく、商社などの商売人を起用してもいいのかもしれない。

引用開始
11月24日(ブルームバーグ):欧州の航空機メーカー、エアバス中国東方航空から「A320」60機の受注を獲得した。この2週間足らず前、欧州連合(EU)はジェット機の排出税問題をめぐる中国政府との協議で譲歩していた。

中国東方航空は23日の発表資料で、A320の表示価格の総額54億ドル(約4440億円)から「大幅な」値引きを受けたことを明らかにした。

EU域内の離着陸便に二酸化炭素排出税を課すEUの計画は、中国やインド、ロシアなどの国が報復措置を取る構えを示したことから、今月12日に延期する方針が示された。エアバスの親会社であるEADSは、課税に伴い中国がエアバスを敬遠する可能性があると指摘していた。

中国東方航空によれば、A320は2014−17年に納入される予定で、主に国内線に利用される。

原題:Airbus Wins 60-Plane China Order After EU Retreat on CO2Charges(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:Hong Kong Neil Denslow ndenslow@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chad Thomas cthomas16@bloomberg.net;Neil Denslow ndenslow@bloomberg.net
更新日時: 2012/11/24 15:09 JST
引用終了