石原知事:緊急記者会見で新党結成表明へ(毎日jpから引用)

そろそろ、日本の国政選挙が近づいたのだろうか。

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東京都の石原慎太郎知事(80)は25日午後3時から新党結成の記者会見を都庁で開く。新党が結成されれば、たちあがれ日本の国会議員5人が参加する見通しで、民主党を離党した無所属議員数人も合流を模索している。橋下徹大阪市長が率いる新党「日本維新の会」とも連携する考えで、民主、自民両党に対抗する第三極の構築を目指す。石原氏はこれまで党首と知事の両立を否定しており、任期を約2年半残し、辞意を表明する可能性がある。

 石原知事は25日午前11時過ぎ、自宅前で報道陣に「新党結成ですか?」と問われ「記者会見で」と2度繰り返して公用車に乗り込んだ。たちあがれ日本の幹部は「新党の立ち上げは最終段階に入っている。石原氏が党首になる」と強調。別の幹部は「尖閣諸島沖縄県石垣市)の国有化などで石原氏も新党結成にやる気になった。保守勢力を結集して政界再編を目指したい」と語った。また都議会与党幹部は「知事辞任は必至だろう」と話した。

 石原氏は今月12日の定例記者会見で、自身の健康に問題がなければ「身を捨てるつもりで、何でもやるつもり」と新党に意欲を示していた。13日に都内で橋下氏とたちあがれ日本平沼赳夫代表、17日には平沼代表と園田博之幹事長とそれぞれ意見交換していた。

 「石原新党」構想は亀井静香国民新党前代表や平沼氏らが提唱。石原氏は今年4月に白紙撤回を表明し、その後は尖閣諸島の購入問題などで「(知事を)途中で放り出せない」と一定の距離を置いていた。しかし、9月に尖閣諸島が国有化されたことに加え、自民党総裁選で長男の伸晃氏が敗れたことで、国政で第三極を目指す障壁がなくなったとの見方が出ていた。

 石原氏は次期衆院選後の政権の枠組みについて、自民単独か自民を中心とした連立政権になるとの見方を示している。一方で「今の政治は見ていられず、第三極は必要だ」と話しており、新党が政界再編の呼び水となることを狙う。

 日本維新の会との連携については、橋下氏への強い期待感を示す一方、憲法の扱いや原子力政策、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)など個別の政策では大きな隔たりがある。平沼氏は「西は橋下氏、東は石原氏でやったらいいのではないか」と発言していた。

 石原氏は現在4期目で、15年4月が任期満了。辞任表明した場合、50日以内に知事選が行われる。【清水健二、坂口裕彦、佐々木洋】
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