メキシコで麻薬組織幹部を逮捕(CNN.co.jpから引用)

メキシコの隣国アメリカが、メキシコの麻薬組織と関わり合いがないと考えるのは不自然だ。アメリカ国内の勢力争いが反映している可能性が高いのだろう。

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(CNN) 「麻薬戦争」と呼ばれる治安部隊と麻薬組織の武力衝突や麻薬組織間の抗争が続くメキシコで、同国当局は28日までに、大型麻薬組織セタスの最高幹部の1人とみられる男を逮捕した。

メキシコ当局は26日、サンルイスポトシ州で「ベラスケス」と名乗る男を拘束。男はセタス最高幹部のイバン・ベラスケス・カバレロ容疑者であると見られている。

「エル・タリバン」と呼ばれていた同容疑者はセタスの主要幹部で、麻薬密売人の最重要手配犯37人に含まれていた。当局は逮捕につながる情報に約3000万メキシコペソ(約1億8000万円)の報奨金を用意していた。

ベラスケス容疑者は最近、別のセタス幹部と権力闘争を繰り広げていたという。

カルデロン大統領は麻薬組織の掃討作戦を主導してきたが、これまでに報復や組織間の抗争で数万人が死亡。一方、メキシコ国内を流通する麻薬の量はほとんど減っていないという。
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