フィンランド首相:救済を支持、ユーロ圏の防衛必要と認識 (Bloomberg.co.jpから引用)

ヨーロッパは、政治統合をどうやって進めていくのだろうか。中国のように力で統一を維持していくようになるのだろうか。アメリカの様にお金の力で統一していくのだろうか。

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8月31日(ブルームバーグ):フィンランドはユーロ圏17カ国の分裂を防ぐために必要な救済を支持するが、欧州共同債に反対の姿勢は堅持する。同国のカタイネン首相が明らかにした。

カタイネン首相は31日、首都ヘルシンキでインタビューに応じ、「救済はいかなる国でも困難を伴うものであり、フィンランドも例外ではない」と発言。「われわれは全ての救済で役割を担ってきた。今後も責任ある行動をとっていく。連帯責任を増大しない方法を模索しているが、危機の解決を強く望んでいる」と述べた。

フィンランドはドイツとともに共同債に反対の立場をとり、優先弁済権のつかない緊急融資について担保を要求。カタイネン政権は自国の有権者を救済コストの負担から守るため、緊縮財政や債権者による負担の共有といった厳しい条件を救済融資に付帯させるよう主張していた。

原題:Finland to Back Bailouts Needed to Save Euro, KatainenSays (2)(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ヘルシンキ Kati Pohjanpalo kpohjanpalo@bloomberg.net

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更新日時: 2012/08/31 22:18 JST
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