韓米日vs朝中ロ6者会談再開めぐり“うつらな状態”(韓国速報から引用)

シリア問題では、中露が反戦EUサウジアラビアが交戦的。北朝鮮に関しても中露は同じ立ち位置か。すると韓米日は、好戦的となるのだろうか。

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東北アジアで北核6者会談再開をめぐる拮抗した外交折衝戦が繰り広げられている。
 中国とロシア外交ラインが2008年12月以後、3年6カ月も開店休業中である6者会談の再開を目標に走っている反面、韓・米・日は北朝鮮の根本的な態度変化がない状況で「まだ時でない」という慎重な反応だ。

 4月、長距離ロケット発射以後、「3次核実験計画」を否認し、態度を和らげた北朝鮮は、また“核抑制力強化”カードで事態を揺さぶろうとしている。

 26日、外交通商部によれば、ロシア側6者会談主席代表のグレゴリー・ログビノフ北核担当大使が25日、3日間の日程で訪韓した。

 彼は我が方6者会談代表の林聖男(イム・ソンナム)韓半島平和交渉本部長とチョ・ヒョンドン北核外交企画団長などに会って、6者会談再開問題などを議論する。

外交部関係者は、「今回の訪問はロシア側の要請でなされた」と話した。

 先立ってロシア側6者会談首席代表のイゴリ・マルグロフ・アジア太平洋担当次官は24日(現地時間)、自国メディアのインタビューで、「6者会談参加国らが会談再開のための解決方法を探すために協議を集中的に行っている」と紹介したことがある。

中国はすでに北朝鮮接触した。

 中国の6者会談主席代表の徐歩韓半島事務副代表は20日北京で駐中国北朝鮮大使館のパク・ミョンホ公使に会って、6者会談再開を含んだ韓半島情勢に対して意見を交換したと知らされた。

 中・ロ両国のこういう動きは胡錦涛主席とウラジミール・プーチン大統領が5日に北京で首脳会談を開いて、「対話と協議だけが韓半島問題を解決できる効果的な方法」とし、6者会談再開を促すのに伴ったと分析される。

 しかし韓・米・日は現段階で6者会談再開はないという断固たる立場だ。

 外交部当局者は最近、記者らに「今は北朝鮮との対話を無条件再開することに比重があるのでなく、対話を再開することになれば、正しくするべきで、そうするならば、北朝鮮が先に何か新しい判断をするべきだというのが韓・米・日の判断」とし、「会談関連国が政権交代期にあるだけに、(今年の)会談が再開されることは容易ではない状況だ”と明らかにした。

韓国速報 12/6/27
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