米航空宇宙局、ウタパオ飛行場使用申請取り下げか(バンコク週報から引用)

シンガポールカンボジアが協力する気象研究とはなんだ。

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米国による東部ラヨン県のウタパオ海軍飛行場使用について野党・民主党がタイ政府に詳しい説明を求めている問題で、スラポン外相は6月21日、「米航空宇宙局(NASA)が『26日までに返答がなければ、飛行場使用の申請を取り下げる』と伝えてきた」と明らかにした。

NASAは、8月から9月にかけて同飛行場でこの地域の気象研究のためにサンプルを採取する予定というが、それには事前に機材を運び込んでおく必要があり、26日がタイムリミットとのことだ。

外相によれば、気象研究にはシンガポールカンボジアが協力することで合意しており、タイの都合で研究が実施不可能となれば、これら近隣国や米国との関係に悪影響を及ぼしかねないとのことだ。

なお、民主党は、タイ政府による事前の説明がなかったことから、「タイ政府は、タクシン元首相の米国入国を許可する代わりに飛行場を使用させる心づもりだった」とも批判している。
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