津波で漂流の日本漁船撃沈、米沿岸警備隊が海域の安全確保(REUTERSから引用)

アメリカらしい合利的な判断。

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[アンカレッジ(米アラスカ州) 5日 ロイター] 米沿岸警備隊は5日、東日本大震災津波で流され漂流していた日本漁船に対し、機関砲による撃沈処理を開始、同船は午後6時15分(日本時間6日午前11時15分)ごろ沈没した。

撃沈処理は、周辺海域を航行する船舶の安全を守るために行われ、発砲開始から約5時間後に同船は沈没した。沿岸警備隊は「船は沈み、周辺海域の危険はなくなった」としている。

米海洋大気局(NOAA)などの専門家は、漂流船には燃料が積まれていることもあり、危険を回避するには撃沈させることが最善の策だと判断。NOAAの広報官は、「専門家の見方では、燃料はすぐに分解される」と述べた。

警備隊は、日本の所有者に回収する意図がないことを確認したという。同船は先月20日、カナダ西部の沖合で発見されたが、漂流を続ける同船は先週末に米国の領海に入り、米沿岸警備隊が監視を行っていた。

大震災のがれきの大半は、米国には2013年以降に漂着するとみられている。

*本文中の脱字を補って再送します。
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