ポルトガル、追加の金融支援求めず=財務相(REUTERSから引用)
ポルトガルは大丈夫なのか。何れにしろ、夏は熱く燃えるのだろう。
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[ワシントン 19日 ロイター] ポルトガルのガスパル財務相は19日、同国はこれ以上の金融支援を求めるつもりがないと述べた。また、ポルトガルの国債利回りが14%前後に上昇していることについて、経済状況を正しく反映していないとの考えを示した。
同相は訪問先の米ワシントンで記者会見を行い、「われわれはこれ以上の時間と(救済)資金を求めるつもりはない。しかるべき義務を果たすことが信頼と自信を取り戻す唯一の方法だ」と述べた。
ポルトガル政府は、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)による780億ユーロ(1027億3000万ドル)の緊急融資の条件として緊縮財政策の実施を義務付けられている。
同国の昨年の経済成長率は1.6%のマイナス成長で、今年の国内総生産(GDP)も前年比3.3%減が見込まれている。また、10年物国債利回りは今年1月、16%超に上昇していた。
米債券運用会社パシフィック・インベストメント・マネジメント・カンパニー(PIMCO)のエラリアン最高経営責任者(CEO)は、前週末に掲載された雑誌インタビューで、ポルトガルはギリシャと同様、今年末までに追加金融支援が必要になるとの見方を示していた。
これに対しガスパル財務相は、ポルトガルはEUとIMFの支援条件として求められている基準の達成に向けて順調に改革を進めており、その完全履行に「全面的にコミットしている」と述べた。
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