ギリシャ、債務交換で集団条項発動−最終的参加率は95.7% (Bloomberg.co.jpから引用)

95.7%とは想像以上だ。残りの4.2%の債権者がCDS発動を騒いでも大きな影響は出なそうか。

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3月9日(ブルームバーグ):ギリシャ政府は9日、史上最大規模のソブリン債再編で目標に達したと発表した。提案に対して集団行動条項を発動するのに十分な申し込みを得た結果、交換の参加率は最終的に95.7%になる。

発表によると、ギリシャ国内法に基づき発行された国債1520億ユーロ(約16兆4300億円)相当を保有する投資家が交換提案に応じた。これは85.8%に相当する。外国法の下のギリシャ債200億ユーロを保有する投資家も交換に応じた。ギリシャ財務省が電子メールで発表した。

政府発表後のアテネ時間午前8時20分(日本時間午後3時20分)現在、ユーロは0.4%安の1ユーロ=1.3227ドル。

ユーロ圏債務危機が3年目に入り、ギリシャが再び焦点となっている。ギリシャは民間投資家が保有する2060億ユーロ相当を対象に、額面の53.5%を減免する交換を提案した。公的部門からの1300億ユーロの第2次金融支援とともに、民間による債務減免を欧州首脳らは危機の流れを変える鍵と位置付けていた。

記事に関する記者への問い合わせ先:アテネ Maria Petrakis mpetrakis@bloomberg.net

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更新日時: 2012/03/09 15:56 JST
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