米、インフレ目標「2%」宣言 景気下支えへ金融緩和(asahi.comから引用)

結局、ドル安でいいということか。大統領再選へ向け、どこかでもう一段の円高が襲ってくるのかもしれない。

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 米連邦準備制度理事会FRB)は25日、長期的な物価上昇(インフレ)率を「年2%をゴールにする」と発表した。インフレ目標を初めて設定し、それを目安に金融政策をする方針を打ち出した。2008年12月に始めた「実質ゼロ金利」を従来より1年以上延ばし、14年後半まで6年近く続ける方針も表明した。

 欧州の政府債務(借金)危機などによって米景気の低迷が長引く可能性が高いため、FRBは実質ゼロ金利を継続する期限について、これまで「少なくとも13年半ばまで」としていたのを後ろ倒しした。

 物価は一般に、景気の動きを反映し、景気が悪ければ下がり、上向けば物価も上がる。景気が大きく落ち込むと、物価上昇率がゼロ%を下回る「デフレ」になる。このためFRBは、安定した経済成長が続いている状態のインフレ率「2%」を目標とし、その達成のために景気を下支えする「金融緩和」を続ける姿勢を鮮明にした。欧州危機などで景気の先行きが不透明なことが背景にある。
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