米年末商戦、滑り出し好調 売り上げ16%増と過去最高 (CNN.co.jpから引用)

取り敢えずは、アメリカの歳末商戦は好調な滑り出し。年末に向けてアメリカの株価も上向くか。年始まで株価が持っても、その後はズガンと調整の可能性大。

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ニューヨーク(CNNMoney) 全米小売連盟が27日に発表した統計によると、年末商戦の幕開けとなる「ブラックフライデー」期間の売り上げは24日からの4日間で過去最高の524億ドル(約4兆700億円)となり、昨年の450億ドルを16%上回った。セール開始時間の前倒しや大幅な値引きが奏功した。

27日までの4日間の間に実店舗およびインターネットで買い物をした消費者は過去最高の2億2600万人に達し、昨年の2億1200万人より増加した。1人当たりの平均出費額も398.62ドルと、昨年の365.34ドルより増えた。

米国の年末商戦は例年、感謝祭翌日のブラックフライデー(今年は25日)からスタートしていた。しかし今年は小売り大手のウォルマート・ストアーズや、トイザらス、ターゲットなどの各社がセール開始時間を前倒しし、これが販売を押し上げる一因となった。25日深夜までに店舗に詰めかけた買い物客は約4分の1を占め、昨年の9.5%から大幅に増えている。

この傾向を受け、来年は感謝祭当日の夜に店を開ける店舗がさらに増えると専門家は予想する。

インターネット通販各社も今年はセール開始を繰り上げ、大幅な値引きやキャンペーンを実施。ネット通販500社の実績を集計している米IBM傘下のコアメトリクスによれば、感謝祭当日の24日の売り上げは前年比39.3%増、25日の売り上げは同24.3%増を記録した。「サイバーマンデー」と呼ばれる28日も前年を上回る売れ行きが予想されている。

ただし、年末商戦の出だしとなるブラックフライデーの好調な売り上げが、クリスマスまで続くとは限らないと専門家は予想している。
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