イタリアの人口600人の村、“独立”を表明(YOMIURI ONLINEから引用)

日本の地方も、広域連合(道州くらいの規模)で、元皇族方にその地方の象徴とおなりいただき、その地方連合を統合する日本国の天皇家を補佐していけばよいのでは。皇室の予算は国が出すが、地方の象徴は地方負担で地方の法令で定めればよいのではないか。一日駅長などというものはあるが、一日とは言わず、その地方の象徴として地域振興にお勉めいただけないのだろうか。

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イタリア中部の山村が、国の緊縮財政策の一環として小村廃止が浮上したことに反発、「独立」と「独自通貨導入」を目指す方針を表明した。

 国の補助金削減や増税、歳出削減を押しつけられることへの反発もあり、ベルルスコーニ政権の財政再建をめぐる議論に一石を投じている。

 「イタリアから離脱し、公国になる」。ローマの東約70キロ、フィレティーノ村のルーカ・セッラーリ村長(45)は訴える。山手線の内側より2割ほど広い78平方キロに600人弱が住む。

 伊政府は8月中旬、全国の約2000の人口1000人未満の村を統合し、補助金を減らす案を示した。村長は耳を疑い、「小村独自の文化や方言が絶える。認められない」と「独立方針」を表明した。

 リゾート地の村は、冬休み中なら5000人超のスキー客らが定宿を取る観光名所。水や森林資源もあり、「独立しても財源はある」と計算できた。

 村は独立後の君主を探して旧伊王家の子孫に接触。独立後の新通貨「フィオリート(『花盛りの』の意味)」の試作も始めた。

(2011年9月16日11時51分 読売新聞)
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