日立が「経営ストレステスト」 1ドル=70円など想定(asahi.comから引用)

工場を無理に海外移転する必要もないのではないか。どこか他国に移転しても、その国が発展してくれば、またそこを出てその他の労賃の安い国を探すことになる。それよりも機械化、自動化で乗り切れば、製造業が日本国内からなくなることはない。しかし、機械化すると人員は余り失業者は増える。
資産性は低くとも、赤字にならないサービス業を振興しなければ。

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日立製作所は、急激な円高東日本大震災後の電力不足を受け、1ドル=70円の円高水準などを想定したストレステストに着手する。今後、国内で生産が難しくなる事業を洗い出す狙いがあり、海外への生産移管も視野に、今秋以降の事業計画に反映させる方針だ。

 円高や電力不足が長引けば産業界に同様な動きが広がり、国内製造業の空洞化に拍車がかかりかねない。

 日立のストレステストでは、1ドル=70円の為替水準のほか、電力不足が東京電力管内だけでなく全国で長期化することや、国内市場の縮小なども前提とする。その上で、主要な事業部門で収益の変化を試算。国内生産を続けた場合の採算や、増産に必要な電力が確保できるかを検証する。
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