中国の経済成長は下半期に鈍化─国家発展改革委員会高官=証券報(REUTERSから引用)

まだまだ成長する中国。沿岸部から内陸部へと成長の著しい地域が移っていく。

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[上海 13日 ロイター] 国家発展改革委員会(NDRC)のマクロ経済リサーチ部門のChen Dongqi氏は、下半期の中国経済は金融引き締めの影響により成長ペースが鈍化するものの、経済がハードランディングすることはない、との見方を示した。13日付の中国証券報が伝えた。
 Chen Dongqi氏は、インフラ整備や低価格住宅の建設は景気下支えになるとともに、米国や欧州の景気減速による影響を緩和すると指摘した。
 インフレ圧力が引き続き強く海外からの投資が堅調であることを踏まえると、金融緩和に転じるのは時期尚早とし、現在の引き締め策を早期に終了すれば景気が過熱するリスクがあるとの見解を示した。そのうえで、当局は今よりもゆっくりとしたペースで引き締めを行い、引き締めの程度も今より抑えるべき、との考えを示した。
 2011年の経済成長率については、9─9.5%との見通しを示した。

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