「容疑認めたら罰金で済ませる」警察署員、自白取引か(asahi.comから引用)

これじゃ、江戸時代の岡っ引きと変わらない。やはり、前近代の日本。国民が事実を理解し、自らの生活のために政治家に働きかけをし続けることが求められている。

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大阪府警西成署員が傷害などの疑いで逮捕した男性被告(60)に「容疑を認めたら罰金で済ませる」と持ちかけ、自白させた疑いが強いことがわかった。その後起訴された被告は公判で一転否認し、自白調書の任意性が争点として浮上。大阪地裁は3月、取引があったことを認定した上で「自らの意思による自白とは認められない」と判断し、調書を証拠として採用しない異例の決定を出した。
 府警をめぐっては、捜査1課の刑事がパチンコ店強盗事件に絡んで2009年に逮捕した容疑者に「強盗を自白すれば覚醒剤事件は立件しない」と持ちかけたほか、先月には関西空港署員が否認した外国人容疑者に暴行したことが発覚するなど、行き過ぎた取り調べが相次いでいる。
 地裁の決定や被告の弁護人によると、被告は昨年1月、大阪市西成区の居酒屋で知人女性の顔を拳で数回殴打。さらに、髪をわしづかみにしてカウンターに顔をたたきつけ、4日間のけがを負わせたとして、同年3月3日に逮捕された。
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