訪朝のカーター氏、金正日・正恩親子と「ぜひ会いたい」(REUTERSから引用)

欧米の元政治家がこれだけ訪朝するのだから、水面下では、経済協力などいろいろな話が進行している可能性がある。
北朝鮮やイランの貿易が盛んになれば、資源高に冷水となりそうだ。

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 [北京 25日 ロイター] ジミー・カーター米大統領が25日、北朝鮮への訪問を前に中国の北京で記者会見し、金正日総書記と息子で後継者の金正恩氏との会談に強い意欲を示した。
 今回の訪朝では、国際人道グループ「エルダーズ」として欧州の元首脳らとともに3日間滞在する予定で、「北朝鮮で誰と会うかは分からない」としつつも、「金正日総書記と金正恩氏とぜひ会いたい」と語った。
 カーター氏は1994年、北朝鮮の核問題をめぐって緊張関係にあった米朝の調停役として訪朝し、核開発凍結などを明記した「米朝枠組み合意」の流れを作るなど外交手腕を振るってきた。
 ただ、今回の訪朝は誰かの特使としてではないとし、「核問題に関しては、北朝鮮訪問後に彼らの発言をできる限り正確に報告するつもりだが、訪朝がどういうものになるか、事前に予断を持つことはしない」と強調。「エルダーズは交渉する立場になく、仲介者でもない」としている。
 カーター氏と同行するのは、アイルランドのロビンソン前大統領、フィンランドアハティサーリ前大統領、ノルウェーのブルントラント元首相の3人。北朝鮮の切迫した食糧事情も視察する予定だという。
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