原発事故、サミットで議論=大統領「ロボット・廃炉対策を提供」―日仏首脳(WSJ日本版から引用)

細かい内容は分からないが、原発を安全に運用するならフランスのアレバという宣伝になる。
日本は、この際足らないところを吸収して自分たちの知識経験とするしかない。

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菅直人首相は31日午後、首相官邸で来日したサルコジ仏大統領と会談した。大統領は5月にフランスで開かれるG8サミット(主要国首脳会議)で福島第1原発事故を議題として取り上げる考えを表明。また、事故への支援策として「放射線濃度の高い区域で活動できるロボットを提供したい」と申し出た。首相は「ぜひ知恵や資材の提供をお願いしたい」と一段の協力を求めた。


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共同会見に臨むサルコジ大統領と菅首相
 大統領はロボット提供のほか(1)原子炉の廃炉(2)放射性物質対策―などについても「経験を提案できる」と支援を約束した。同行したコシュスコモリゼ・エネルギー相が4月2日まで日本に滞在し、具体策を日本側と詰める。

 会談後、両首脳は共同記者会見。首相は「原発事故がなぜ大きくなってしまったか検証が必要だ。検証を踏まえ、改めてどうエネルギー政策を推し進めていくか議論する必要がある」と述べた。

 一方、原子力政策を推進する大統領は「年内に何としても世界共通の安全基準を決めたい」と語り、事故の経験を生かした安全基準づくりが必要との考えを示 した。ただ、「今全ての原発を世界中でやめたら、エネルギーはなくなってしまう」とも指摘、脱原発には否定的な考えを強調した。 

時事通信社

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