ロシア大統領、リビア問題めぐりプーチン首相を批判(CNN.co.jpから引用)

ロシア国内の権力闘争で、外国の権力者の力を借りる人がそうでない人と対立をしだしているのか。
日本は、官僚の一部が売国奴となっている。

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パリ(CNN) ロシアのメドベージェフ大統領が、リビア攻撃に関する発言をめぐってプーチン首相を批判した。メドベージェフ氏がプーチン氏を公然と批判するのは異例。
プーチン首相は21日にミサイル製造工場のあるボトキンスクを訪れ、リビア上空の飛行禁止区域設定と軍事行動を承認した国連安全保障理事会の決議について「明らかに不完全で欠陥がある」と酷評した。さらに「主権国家に対して誰がどんなことをしても許される」ことがこれではっきりしたと述べ、「誰かが誰かに特定の地を解放するためと呼びかけて行かせた中世の十字軍を思い出させる」「論理性も良心も見受けられない」などと発言した。
メドベージェフ大統領はこの数時間後、プーチン首相の名指しは避けながらも、「『十字軍』などといった、実質的に文明の衝突をもたらすような表現を使うことは容認できない」と批判し、「リビアで現在起きていることはすべて、リビア指導者の戦慄すべき行為、そして国民に対して犯した犯罪の結果だ」と語った。
飛行禁止区域設定の決議は17日の安保理で採択された。ロシアはメドベージェフ大統領の指示で棄権したが、プーチン氏は拒否権を行使すべきとの考えだったとみられる。
メドベージェフ大統領は拒否権を行使しなかった理由について「この決議が誤りだとは考えていない。決議はリビアの事態に関するわれわれの認識をおおむね反映していると考える」と説明した。
メドベージェフ大統領とプーチン首相の関係はこれまで「二人三脚」と呼ばれてきたが、2人とも2012年の大統領選に出馬する可能性が取りざたされている。まだいずれも出馬表明はしていないが、表明の時期とどちらが先に表明するかをめぐり、憶測が飛び交っている。
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