福島第一原発、基準6倍のヨウ素検出 核燃料の損傷確実(asahi.comから引用)

この核反応生成物が問題だ。昔の水俣病と同じように、魚1尾食べただけじゃ健康に害はなくても、それが蓄積されると大変なことになる。
東京都が測定している世田谷深沢でも、本日ヨウ素131は15.6Bq/m3、ヨウ素132は3.8Bq/m3、セシウム134は6.8Bq/m3、セシウム137は6.6Bq/m3となっている。都の測定単位と東電の単位はずいぶん違うが気になる数値だ。

 http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/whats-new/measurement.htmlから一文引用
  例えば、10Bq/m3の場合、1m3の空間の中に、1秒間に10個の放射線を出す能力のある放射性物質が存在していることを意味します。

引用開始
東京電力福島第一原発で、基準濃度の6倍のヨウ素131が検出された。セシウムも見つかった。東京電力が21日発表した。いずれも核分裂によってできる代表的な物質で、原子炉や使用済み燃料プール内の核燃料が損傷していることが確実になった。
 東電が、1号機の北西約200メートルの空気中から採取した物質を19日、事故後初めて調べた。
 その結果、ヨウ素131の濃度は1ccあたり5.9ミリベクレルだった。1年吸い続けると、300ミリシーベルト被曝(ひばく)する濃度だ。作業員は、体内に入らないようにマスクをして作業している。このほか見つかったのはヨウ素132が2.2ミリベクレル、133が0.04ミリベクレル、セシウム134と137がいずれも0.02ミリベクレルだった。
 分析装置のある福島第2原発に持ち込む必要があり、時間がかかっていた。
引用終了