中国は世界一のエネルギー消費国 強度は日本の5倍(人民網日本語版から引用)

中国に対しては、決して感情的にならず、事実、特に数字を注視し、考えなければならない。まだまだ発展途上でありながら、すでにエネルギー消費量標準石炭換算で日本の5倍である。これがまだまだ増えるということだ。
それにしても、日本はドイツの1.5倍のエネルギーを消費しているが、その消費に値する富を生み出せているのだろうか。既得権にあまりにも縛られ、まだまだ喘いでいるのではないか。政治家は役人の既得権など気にせず、予算を使わなくても知恵で需要を喚起してほしい。

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中国エネルギー研究会がこのほど発表したところによると、昨年の中国の一次エネルギー消費量は標準石炭換算で32億5千万トンに上り、前年比6%増加した。同研究会の周大地常務副理事長が述べたところによれば、中国はすでに世界一のエネルギー消費大国になったという。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。 
 ▽エネルギー消費強度は日本の5倍
 早くも2002年に、中国のエネルギー消費は米国に次ぐ世界2位となった。周副理事長によると、中国の経済的な成果が世界を驚かせており、これと同時にエネルギーの供給量と需要が急速に増加しているという。
 同研究会の発表によると、昨年の中国の一次エネルギー消費量は32億5千万トンで同6%増加した。エネルギー強度はこれまでより低下し、単位(国内総生産)あたりのエネルギー消費量は4%に下がったが、この状態が続いたとしても、中国のエネルギー消費強度は依然として高く、米国の3倍、日本の5倍に相当する。周副理事長によると、昨年、中国のGDPは初めて日本を上回ったが、日本の昨年のエネルギー消費量は6億6千万トンだった。また中国の輸出は昨年ドイツを上回ったが、ドイツの昨年のエネルギー消費量は4億4千万トンだった。
 「人民網日本語版」 2011年02月28日
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