S&P、日本の長期国債を格下げ(CNN.co.jpから引用)

財務官僚が推し進める増税を後方支援する気なのか。こんな景気で増税したら、冷え切っちゃうよ。まずは、特別会計と合算してみれば赤字じゃないんだから、官僚が持つ権限を規制緩和で取り上げ、景気回復を待って増税すべきだ。
もしかして、春から初夏にかけて日本株を下げて仕込もうという魂胆でもあるのか。

引用開始
ニューヨーク(CNNMoney) 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は27日、日本の長期国債の格付けを「AA」から「AAマイナス」に1段階引き下げた。債務問題やデフレ、高齢化といった課題に直面するなか、財政赤字が今後悪化する可能性があるとみられるためとしている。

今後の見通しについては「安定的」としている。「強い対外ポジションと円の国際的役割がもたらす柔軟性」により、財政圧力はある程度抑えられると指摘。また、金と外貨の準備高が1兆ドル(約83兆円)を超え、中国に次いで世界2位であることも評価している。

一方で、「長引くデフレ」や「急激な高齢化」に直面していると分析。さらに重要な問題として、債務負担が今後10年にわたり増加を続けるとの見方を示した。

日本政府の負債比率は格付け対象国のなかでも特に高い水準にあるとしたうえで、今後も世界的不況前の予想を上回るペースで2020年代まで上昇を続けると予測。日本政府にはこうした問題に取り組むための「一貫した戦略が欠けて」おり、この先の「財政的柔軟性の減退」につながるとも指摘する。

また、GDP(国内総生産)に占める年間一般政府財政赤字の比率は、2010年度の9.2%から2013年には8%に縮小すると予想する。

ちなみにS&Pによると、米国の2010年の年間財政赤字は同10.6%。ただし債務負担比率をみると、米国がGDPの71%相当であるのに対し、日本は115%相当と、非常に大きい。
引用終了