有名店員「○△が彼女と」ツイート…謝罪頻発(YOMIURI ONLINEから引用)

不特定多数の人に情報発信したら、それは公への発信となる。
口頭で発するよりも、文字のほうが記録が残りやすい。

引用開始
「この前、うちの店に有名人が彼女と一緒に来たんだよ」。
 友人や家族との間なら許される会話でも、ネット上でつぶやくと――。簡易ブログ「ツイッター」で、有名ホテルやレストランの従業員が、客として訪れた著名人の行動を暴露し、店側が謝罪する騒ぎが相次いでいる。一方で、つぶやいた従業員の顔写真や名前などもネット上に流出するケースも。個人が気軽にその場で情報発信できるネット時代、情報管理の在り方が問われそうだ。
 今月11日夜。サッカー元日本代表と人気モデルがホテルのレストランで会食している――と、ツイッターに書き込まれた。
 つぶやきはあっという間に広がった。数時間後にはインターネット掲示板にスレッドが立ち、場所が東京・目黒区のウェスティンホテルであることや、書き込んだのはホテルのバイトの女子大生だったことなども割り出された。翌日、ホテルはウェブサイトに総支配人名の謝罪文を掲載した。
 一方、中央区のレストランでも昨年12月、男性従業員がツイッターで経済評論家の勝間和代さんの来店をつぶやき、「大嫌いな有名人」などと中傷。レストランはサイトで謝罪し、運営会社は系列店も含め従業員約500人に、客に関する書き込みを禁じたという。
 トラブルが起きた2店はいずれも、ミシュランガイドで星を獲得したこともある有名店。ガイドブックにはスタッフの質の高さをたたえる記述も出ていた。

(2011年1月24日14時51分 読売新聞)
引用終了