上海株式市場が7週間ぶり安値で終了、流動性ひっ迫で(REUTERSから引用)

中国の調整が終わり、対ドルで円高となるか。円高で株高と変わるか。

引用開始
[上海 30日 ロイター] 30日の上海株式市場は続落し、7週間ぶりの安値水準で取引を終了した。国内のマネーマーケットでの資金不足を受けて、株式市場の流動性がひっ迫していることが背景にある。

 30日の短期金融市場では、金利が幅広く上昇。指標となる7日物のレポレートは56ベーシスポイント(bp)上昇し、ここ6週間の引き締め措置の結果、中国市場で流動性がひっ迫していることが示された。

 上海総合指数.SSEC終値は46.175ポイント(1.61%)安の2820.181と、10月上旬以来となる安値水準で終了した。上海総合指数は、10月は12%上昇したが、今月は5.3%下落した。

 アナリストによると、市場の資金ひっ迫を受けて、追加引き締め策を懸念している個人投資家らが、大型の金融・商品(コモディティ)株を売ったもよう。また、中国政府が17種類の医薬品の価格を引き下げる措置を明らかにしたことを受けて、小型の医薬品銘柄も売り込まれた。
引用終了