人民銀、預金準備率を再引き上げへ 29日から (人民網日本語版から引用)

預金準備率ではなく、貸出金利が上がるのを注視。

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中国人民銀行中央銀行)は19日、今月29日から預金業務を取り扱う金融機関の人民元建て各種預金の準備率を0.5ポイント引き上げると発表した。前回の引き上げ発表から9日目の再発表となった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
 これにより人民銀は1カ月の間に預金準備率を2回、全面的に引き上げることになる。今年に入ってからは5回目の引き上げだ。
 人民銀は今月10日、16日から預金業務を取り扱う金融機関の人民元建て預金の準備率を0.5ポイント引き上げることを発表した。
 これまでに2回行われた個別的な引き上げ調整も合わせると、今回の引き上げにより、一連の大型金融機関の預金準備率は18.5%から19%という過去最高に水準に達する。
 人民銀の指摘によると、今回の引き上げのねらいは流動性の管理を強化し、通貨の貸出や投入を適切に調整することにあるという。おおまかな試算によると、預金準備率を0.5ポイント引き下げると、銀行システムの流動性資金約3千億元が一時的に凍結されることになる。(編集KS)
 「人民網日本語版」 2010年11月22日
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