日本の為替介入に強い懸念…IMF報告書(YOMIURI ONLINEから引用)

この記事内容だと、円高に振れそうだ。

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【ワシントン=岡田章裕】国際通貨基金IMF)は28日、韓国・慶州で開かれた主要20か国・地域(G20)財務相中央銀行総裁会議に提出した報告書「世界経済の見通しと政策課題」を公表した。
 最近の日本や新興国の為替介入に「保護主義の亡霊をよみがえらせ、世界経済の回復を失敗させる」と強い懸念を示した。
 実質実効為替レートでは、ドルは過大評価だとして一段のドル安の余地を示唆する一方、中国の人民元は「大幅に過小評価されている」と切り上げを求めた。
 報告書は、G20の議論のたたき台となった。円、ユーロ、英国のポンドについては実質実効為替レートで、「中期的なファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)におおむね沿っている」と評価した。ドルについてはやや過大評価されているとの認識を示した。また、「ある先進国が行った為替介入は、G20の緊張を高めた」と指摘し、日本の為替介入に懸念を示した。
(2010年10月29日13時35分 読売新聞)
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