安保理、韓国哨戒艦沈没で非難声明採択へ 北朝鮮名指しせず (CNN.co.jpから引用)

国連安全保障理事会常任理事国と日本と韓国の7カ国の議長声明で、北朝鮮を名指しできないのは、その事実が無かった可能性が高い。

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(CNN) 韓国の哨戒艦沈没事件をめぐり、国連安全保障理事会常任理事国に日本と韓国を加えた7カ国が8日午後に非公式会合を開き、事件を非難する内容の議長声明案で合意した。特定国を名指しして非難することは避けた。
安保理は9日午前に公式会合を開き、理事国15カ国による採決を行う。
米国のスーザン・ライス国連大使は非公式会合後に記者団に対し、米国が「議長声明」を提案し、常任理事国と日本、韓国の同意を得たと語った。
哨戒艦「天安」の沈没事件は3月26日に発生し、乗組員46人が死亡した。韓国はオーストラリア、英国、米国、スウェーデンの専門家を交えた合同調査団の結論として、北朝鮮の攻撃を受けたと断定した。
しかし議長声明案では、死亡した46人に「深い哀悼の意」を表しながらも、北朝鮮を直接名指しすることは避け、調査団が北朝鮮による犯行との結論を出したことについて「深い憂慮を表明」し、「責任者に対する適切かつ平和的な措置」を呼び掛けるにとどめた。
北朝鮮が「事件とは無関係だと述べている」ことにも言及した上で、「安全保障理事会は、天安の沈没につながった攻撃を非難する」と述べている。
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