国会議員平均所得、過去最低の2223万円(YOMIURI ONLINEから引用)

国会議員には、一人1億円の歳費を上げてもいいから、特殊法人特別会計等の役人の無駄遣いを根絶して欲しい。役人の無駄遣いは、恐らく年間1000億円を超えているのではないか。

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衆参両院は30日午前、国会議員の昨年1年間の所得などを公開した。
 議員1人当たりの平均所得は2223万円(衆院2288万円、参院2150万円)で、前年を259万円下回って過去最低となった。減少は2年連続で、夏のボーナスカットなどが影響したとみられる。主要9党の党首では、みんなの党の渡辺代表が4630万円で最も多く、菅首相民主党代表)はほぼ平均額の2273万円で、過去10年の所得公開時に在職していた首相では最も少なかった。
 公開されたのは、所得のほか、土地・建物などの補充資産、4月1日時点で議員が報酬を受けている関連会社(企業・団体)名だ。対象は09年1年間を通じて在職した国会議員で、計503人(衆院265人、参院238人)となった。今年4月に辞職した前衆院議員の神崎武法氏は対象外だが、4月の辞職後に報告書を提出した前参院議員の若林正俊氏は含まれている。
 平均所得はこれまでの最低だった04年の2359万円を下回った。ボーナスカットのほか、不動産売却などで巨額の収入を得た議員が減ったことが影響した。
 所得が最も多かったのは、自民党井上信治衆院議員の1億6377万円で、うち1億2529万円が株式の売却益だった。井上氏の事務所は「死去した父親から未公開株を相続し、相続税を支払うために売却した」としている。1億円を超えたのは井上氏だけだった。
 主要9党の平均は、みんなの党(2872万円)、自民党(2330万円)、新党改革(2247万円)、国民新党(2211万円)、社民党(2204万円)、たちあがれ日本(2203万円)、民主党(2152万円)、公明党(1952万円)、共産党(1893万円)の順だった。
 党首で最多だった渡辺氏は、議員給与、関連会社からの報酬のほかに、「原稿料・講演料・出演料等」で1314万円を計上した。以下、国民新党の亀井代表(2738万円)、新党改革の舛添代表(2544万円)、社民党の福島党首(2452万円)、菅首相たちあがれ日本の平沼代表(2106万円)、公明党の山口代表(1988万円)、自民党の谷垣総裁(1942万円)、共産党の志位委員長(1926万円)が続いた。
(2010年6月30日12時12分 読売新聞)
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