ユーロ圏5月失業率は12.1%、過去最悪を更新(REUTERSから引用)

やはり、知らぬ間に、意識しないうちに日本が先頭に立ちつつあるのかもしれない。
エネルギー問題を解決する可能性がある行動をどんどんとるしかない。

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ブリュッセル 1日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が1日発表した5月のユーロ圏の失業率は12.1%で、4月の12.0%(改定値)から上昇し、過去最悪の水準に達した。6月のユーロ圏のEU基準消費者物価指数(CPI)速報値は、前年同月比1.6%上昇し、市場予想と一致した。

インフレ率は4月に3年ぶりの低水準である1.2%をつけたあと、2カ月連続で拡大しているが、依然として欧州中央銀行(ECB)の目標である2%弱の水準を下回っている。項目別で上昇をけん引したのは、食品・アルコール・タバコだった。

エコノミストはインフレ率が今年いっぱいECBの目標を下回る水準にとどまり、ECBが主要政策金利を過去最低水準に据え置く余地を与える一方、欧州製造業の改善の兆しによってさらなる利下げも回避する可能性があるとみている。

野村のエコノミスト、ニック・マシューズ氏は、「6月の上昇は主にベース効果で押し上げられた。ECBは短期的にインフレ率の振れ幅が大きくなる可能性については警告している。インフレ率は夏に再度急低下するだろう」と指摘した。

失業率は国別で、ドイツは5.3%に低下し、ユーロ圏加盟国としてはオーストリアの4.7%に次ぐ低さだった。イタリアとスペインでは失業率が若干上昇し、フランスは横ばいだった。

キャピタル・エコノミクスのジョナサン・ロインズ氏は「失業率において加盟国間で莫大な隔たりがあるということに変わりはない。ユーロ圏景気がさらなる政策支援を必要としていないと示すものは何もないが、今週ECBはさらなる支援を行うことはないだろう」と述べた。

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