済州海軍基地、3000億ウォン投じ「クルーズハブ港」に(朝鮮日報から引用)

そうか、九州北部からだと、済州島までセーリングで行ける。

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「軍民複合型観光美港」と位置付けられる済州海軍基地が造られる済州特別自治道西帰浦市江汀村は、宿泊・ショッピング・保養レジャー施設などを備えたクルーズ産業振興特区として開発されることになった。済州特別自治道は5日「15万トン級の超大型クルーズ2隻が同時に停泊できる軍民複合港を、世界的な『クルーズハブ港』に育てる」と明らかにした。


 禹瑾敏(ウ・グンミン)道知事は前日に海軍基地を全面的に受け入れることを表明、5年半にわたる基地建設論議に終止符を打ったが、その直後にこの開発計画が発表された。


 国際クルーズ観光振興特区開発計画によると、済州海軍基地の周辺にはクルーズターミナル、海洋観光・レクリエーション・レジャー関連施設、ショッピング・宿泊施設が建つという。済州特別自治道は今月中に国内外の専門家、研究機関、クルーズ観光業界、中央・地方政府関係者からなるクルーズ産業振興特区研究チームを発足させる予定だ。


 同道のキム・ソヌ環境・経済副知事は「クルーズ観光特区指定手続きが完了したら、港湾施設使用料や法人税を減免するなどして国際的なクルーズ船会社を招致する方針だ。今年10月に済州クルーズフォーラムを開催、2016年にはこれをクルーズ博覧会に拡大する計画だ」と語った。


 クルーズ特区の中核コンテンツには▲免税ショッピング街▲農業特産品免税販売センター▲韓国文化を紹介する「大韓民国カプセル」▲済州島の文化を紹介する「済州島カプセル」▲国内外の観光客が利用できるカジノ建設−などが挙げられている。


 また、同道は韓中日を中心とする「北東アジア・クルーズ振興協議体」を作り、国際クルーズ専門人材を養成する教育施設を設立する予定だ。


 済州島は今回のクルーズ特区指定を政府が推進する海軍基地建設に伴う補償による地域発展事業と結びつける考えだ。政府は2021年までに江汀村に事業費2966億ウォン(約255億円)を投入、クルーズターミナル、虎島海洋公園、ソゴン島海洋レジャースポーツ公園を建設するほか、海女体験やスキューバダイビング体験ができるダイバー支援センターを建てることも推進している。キム・ソヌ副知事は「軍民複合港が完成すれば、国際クルーズ港として競争力を持つことになるだろう」と語った。


済州= オ・ジェヨン記者

朝鮮日報朝鮮日報日本語版
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