国会図書館の蔵書、無料配信へ 企業と提携、電子書籍化(asahi.comから引用)

電子化で便利になるのはいいことだが、天変地異が起こった時に記録がすべて失われてしまう。
ノアの洪水後のシュメール時代に粘土板で先祖が残してくれたから、その頃以前の歴史が今でもわかる。
何かそのようなものも考えていかなければ、1000年単位でみると歴史を失うのだろう。

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【赤田康和、木村尚貴】国立国会図書館の蔵書を電子書籍にして配信する実験が2月1日、始まる。文化庁が呼びかけ、紀伊国屋書店大日本印刷グループが参加する。同館が蔵書をスキャンして作った画像データを、民間企業が電子書籍に変換して活用する初めての例となる。

 大日本印刷側は電子書籍ファイルを作り、紀伊国屋書店が自社の電子書籍ストア上で無料で一般に配信。利用者は電子書籍閲覧ソフトを使い、紙の本のような感覚でページをめくれる。一部の書籍は全文対象の検索もできる予定だ。

 実験で配信されるのは、13作品。画面をスクロールすることで本物の絵巻のようにつながった画像を楽しめる「平治物語」や、直筆版と活字版を合わせた芥川竜之介の小説「河童」、著者の死後50年経ち著作権が切れたばかりの柳田国男の「遠野物語」などが予定されている。解説や装丁に著作権のある書籍もあったが、許諾をとった。
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