吉野家3年ぶり最終赤字 3〜11月、牛丼不振響く(日本経済新聞から引用)

円安で庶民に厳しい状況を作る。でも、松屋すき屋も安すぎるか。

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吉野家ホールディングス/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILCORP;bg=0007675;dv=pc;sv=NXが10日発表した2012年3〜11月期連結決算/dx/async/async.do/ae=P_LK_ILTERM;g=96958A90889DE2E6E3EAE7E5E5E2E3E4E2E1E0E2E3E29BE0E2E2E2E2;dv=pc;sv=NXは、最終損益が2億7100万円の赤字(前年同期は10億円の黒字)だった。3〜11月期として最終赤字になるのは3年ぶり。牛丼業界の競争が激化する中、メニューの多様化を目指して豚丼などを強化したが全体では集客増につながらなかった。原材料のコメと牛肉の価格高騰も響いた。

 売上高は微増の1208億円。吉野家HDは牛丼の値下げ競争からは距離を置いており、3〜11月期は「焼味ねぎ塩豚丼」や「牛焼肉丼」などの新メニューでテコ入れを図ったが、売り上げの大半を占める牛丼が不振で、既存店売上高は3〜8月までの上期累計で前年同期比2%減となった。

 加えて、原価の大半を占めるコメと牛肉の価格が上昇。コメで11億円、牛肉で6億円のコスト増となった。吉野家HDは牛肉調達の米国産依存度が高く、3〜11月期は価格上昇が目立った。コスト削減で期待される月齢が高い牛肉は、輸入制限が緩和される見通しだが、今期の調達には間に合わないもようだ。

 13年2月通期の純利益は前期比69%減の4億円と従来予想を据え置いた。ただ、既存店売上高は12月に前年同月比6%減と3カ月連続の前年割れ。苦戦が続けば計画に届かない可能性もある。

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