中国株:上海総合指数が7月以来の高値−不動産株が高い (Bloomberg.co.jpから引用)

とりあえず、東アジアの株は上昇中。中東戦乱の拡大で中断されるのか否か。

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12月26日(ブルームバーグ):中国株式相場は3日続伸。上海総合指数が5カ月半ぶり高値となった。政府の打ち出した都市化推進計画で住宅需要が支えられるとの観測から、不動産株が買われた。

不動産開発の保利房地産集団(600048 CH)は2%高。金地集団(600383 CH)は1.9%上昇した。中小都市の居住規制が緩和されると、上海証券報が伝えた。

太陽電池関連メーカーの北京京運通科技(601908 CH)は0.9%高。中国国際経済貿易仲裁委員会が、同国の太陽電池メーカー、LDKソーラーに対し、契約違反を理由に北京京運通科技に違約金を支払うよう命じた。

一方、中国最大の自動車メーカー、上海汽車集団(SAICモーター、600104 CH)は2.8%安と、2カ月ぶりの大幅安。テクニカル指標で買われ過ぎのサインが出ていた。

上海証券取引所人民元建てA株と外貨建てB株の双方に連動している上海総合指数は前日比5.52ポイント(0.3%)高の2219.13と、7月6日以来の高値で終了した。前日は2.5%上昇して年初来の下げを帳消しにするとともに、200日移動平均線を上回った。上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数は前日比0.4%高の2457.62。

浙商証券の王偉俊ストラテジスト(上海在勤)は、「景気回復が続き、中国の新指導部が成長押し上げのためのさらなる改革を表明していることから、勢いは依然として残っている」と指摘。「相場は現行水準で一定の変動があるかもしれないが、トレンドは上向きだ」と話した。

原題:China’s Stocks Advance to Five-Month High as DevelopersRally(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:上海 Zhang Shidong szhang5@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Allen Wan awan3@bloomberg.net
更新日時: 2012/12/26 17:15 JST
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