オバマ大統領「悲劇終わらせる」、再発防止に誓い 小学校乱射事件(CNN.co.jpから引用)

このような事件を推進し、刀狩を行いたい勢力があるのだろうか。アメリカの中国(官僚制)化であろうか。

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コネティカット州ニュータウン(CNN) オバマ大統領は16日、子ども20人を含む26人が殺害され犯人も自殺した米コネティカット州ニュータウンのサンディーフック小学校で起きた銃乱射事件を受け、犠牲者の追悼集会に参加した。大統領は犠牲者の家族に哀悼の意を示すとともに、「悲劇は終わらせなければならない」と語り、事件の再発防止に向けて全力で取り組む姿勢を示した。

大統領は事件について「私たちはこれ以上耐えられない」と言及。集会に集まった犠牲者の家族らに「米国中の人々があなた方とともに泣いている」と語りかけ、哀悼の意を示した。

大統領はまた「我々は子どもたちを守るために十分なことをしていると心の底から言えるだろうか」と問いかけ、「もしこれを正しい状態にできないならば、我々は何も正しい状態にすることなどできない」と発言。この2年間に銃撃事件が起きたアリゾナ州トゥーソンやコロラド州オーロラにも触れ、犠牲者を思い出すだけでなく、将来の流血の惨事を防ぐために取り組みを進める必要性を語った。

大統領は再発防止策の具体的な内容には触れなったが、「このような事件が日常的に起きることは受け入れ難い」として、政権として全力で取り組む姿勢を示した。

この日の集会はニュータウン高校の講堂で行われ、900人が参加。さらに1300人が近くの別室から見守った。集会にはユダヤ教イスラム教、キリスト教などの指導者が集まり、事件に襲われた同町の人々の心の傷を癒そうと祈りを捧げた。教会関係者は「我々には、このような集会で皆で一緒のときを過ごすことが必要だった」と語った。
大統領は事件で亡くなった犠牲者の名前も読み上げた。6歳の娘を亡くした父親のロビー・パーカーさんは、「明るく、発想豊かで、とても愛らしい子だった」と娘の様子を語りながら、「娘が生きていたこの世界だから、より良い世界なのだと信じたい」とつぶやいた。

銃声を聞いて1年生の教室から児童を避難させたビクトリア・ソトさん(27)は、児童の命を救ったものの、自身は銃弾に倒れ亡くなった。母親のドンナ・ソトさんは、「あの子は本当に私心のない子だった。自分よりも子どもを助けようとする子だった。自分の命よりも子どもを愛していた」と娘の死を悼んだ。

事件では、校内に侵入した男が児童20人を含む26人を殺害した末、自殺した。警察は16日までに犯人をアダム・ランザ容疑者(20)、容疑者宅で遺体で見つかった女性を同居していた母親のナンシーさんと断定した。ナンシーさんにも複数の銃弾を受けた跡があった。

警察は目撃者の聴取や証拠の分析を進めているが、犯行の動機などは明らかになっていない。捜査には数週間かかる可能性があるという。
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