トヨタ自動車:米従業員2000人を対象に早期退職を奨励 (Bloomberg.co.jpから引用)

円安で株は少し上がったけれど、本当は厳しい世界経済、ということなのだろう。

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11月30日(ブルームバーグ):トヨタ自動車は米国で、勤続年数の長い従業員約2000人を対象に早期退職を奨励する。ケンタッキー州ジョージタウンの工場が中心になる。

トヨタは来年3月31日時点で勤続22年以上となる従業員の退職について調整を進めようとしている。トヨタがウェブサイトに掲載した10月30日の発表文によると、「カムリ」「ベンザ」「アバロン」を製造するジョージタウン工場では約6600人が働き、こうした勤続年数の長い従業員2000人のうちの約1600人が同工場に勤務している。

同社は11月29日の従業員向けの発表文で、「今後2年を見据えると、米国ではケンタッキー州の工場を中心に、かなりの数の従業員が勤続25年の節目で退職を検討する事態が見込まれる」とし、「今回のプログラムはこうした状況に対応するための戦略的アプローチだ」と説明した。

プログラムを利用する資格のある従業員は8週間分の賃金に加え、25年を上限に勤続年数1年につき2週間分の賃金を受け取ることができる。プログラムを受け入れた従業員たちは来年2月から間隔を取りながら退職していくことになるという。

早期退職奨励については、ケンタッキー州の新聞、レキシントン・ヘラルド・リーダーが先に伝えていた。

記事に関する記者への問い合わせ先:Southfield, Michigan Mark Clothier mclothier@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先:Jamie Butters jbutters@bloomberg.net
更新日時: 2012/12/01 12:41 JST
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