イタリア国債入札、落札利回り低下−ECBの購入に期待 (Bloomberg.co.jpから引用)

期待は裏切られることがおおい。

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7月30日(ブルームバーグ):イタリア政府が30日に実施した国債入札で、5年債と10年債の落札利回りは前回の入札時を下回った。欧州中央銀行(ECB)によるイタリア債とスペイン債の購入への期待が背景にある。

イタリアは5年債と10年債で計47億3000万ユーロ(約4550億円)相当を発行。10年債の平均落札利回りは5.96%と6月28日の前回入札時の6.19%を下回った。5年債の利回りは5.29%(6月は5.84%)となった。

政府は7億5000万ユーロ相当の2015年償還債(表面利率3%)も利回り4.49%で発行し、総額は54億8000万ユーロと目標上限の55億ユーロにほぼ一致した。

入札後の流通市場で既発債は相場の下落幅を縮小。10年債利回りは9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の6.05%、5年債は10bp上昇の5.45%となった。

記事に関する記者への問い合わせ先:ローマ Chiara Vasarri cvasarri@bloomberg.net

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更新日時: 2012/07/30 18:59 JST
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