反独裁民主戦線(UDD)「10万人が判事罷免に賛成」(バンコク週報から引用)

既得権者たちと戦うタクシンは、いつか和解できるのだろうか。

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タクシン支持団体の反独裁民主戦線(UDD)は6月24日、バンコク都ラチャダムヌン通りで大規模な集会を行い、民主主義記念塔周辺に集まった大勢の支持者を前に、最高裁判事の罷免請求に賛同する約10万人の署名が集まったと明らかにした。

赤シャツ集団として知られるUDDは、政権党・タイ貢献党の実動部隊。先に政府の支持する国民和解案(憲法改正案)の第3・最終読会の差し止めを最高裁が命じたことから、同命令に賛成した判事7人の罷免を請求すべく署名集めを行っている。罷免請求には有権者5万人の賛同が必要とされている。

なお、今回の集会は、ちょうど80年前の立憲革命にちなんで開催されたものだが、その目的は、「タクシン派政権の行く手を阻もうとしている守旧派にタクシン派の勢いを見せつけること」とのことだ。
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