北朝鮮で干ばつ被害 5月は50年ぶりの少雨に(CNN.co.jpから引用)

食べるものが本当にないとすれば大変だ。

引用開始
(CNN) 朝鮮中央通信(KCNA)は30日までに、北朝鮮の5月の降雨量が50年ぶりの最低記録になるとの見通しを伝えた。農作物などに被害が出ているとみられ、食糧難がさらに深刻化する恐れもある。

KCNAによると、平壌など主要都市で5月に記録された降雨量は2〜5ミリにとどまっている。これは1962年以来の少雨。気象当局者によれば、乾燥した天気は6月初めまで続くとみられる。

韓国の気象当局者によると、北朝鮮の5月の平均降雨量は70〜90ミリで、今年はこれをはるかに下回っている。

朝鮮労働党の機関紙、労働新聞は、干ばつの影響でトウモロコシの植え付けが遅れ、小麦や大麦、ジャガイモの生育にも影響が出ているとしたうえで、かんがいによる対策は可能だと伝えた。

国連世界食糧計画WFP)によると、北朝鮮では600万人を超える住民が飢餓状態にある。米国は今年2月、北朝鮮の核開発中止と引き換えに食糧支援を約束したが、北朝鮮のミサイル発射を受けて見送りを決めた。韓国当局は、民間団体による人道支援を認める姿勢を示している。
引用終了