ベルギーで約20年ぶりのゼネスト、政府の緊縮財政案に抗議(REUTERSから引用)

税金で賄えない福祉は、早急に廃止するしかない。国債を発行しそれで年金などを支給するということは、国民の富を年寄り国民が食い尽くす、ということだ。
そして、特殊法人等をなくし、特別会計をなくし、お金が民間設備投資に回るようにすればいい。国民のお金をいったん国庫に入れてから使うという考え方は効率が悪すぎ、シロアリがたかる。

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ブリュッセル 30日 ロイター] ベルギーでおよそ20年ぶりに実施されるゼネストが30日、同国の機能を部分的にまひさせた。政府による緊縮財政案に反対する抗議活動は、首都ブリュッセルで同日開催される欧州連合(EU)首脳会議と日程がぶつかる格好となっている。

すべての鉄道網がストップし、バスやトラムも運行が停滞。多くの学校や商店も閉鎖され、アウディボルボの工場も停産。国内の空港について、ある空港の広報担当者は「いくつかの航空会社は事前に欠航を決めた。ただ、影響を受けるフライトは全体の1割程度ではないかと思う」と述べた。

アントワープ港でも、すべてのコンテナターミナルといくつかのばら積み貨物ターミナルが閉鎖された。

1993年以来となるゼネストは、有効退職年齢の引き上げや、113億ユーロ(148億ドル)の経費削減を目指すその他の政策を検討する政府に抗議するため、各労組が呼び掛けた。

鉄道労組メンバーのフィリップ・デュボワ氏は「われわれが怒っているのは、政府がわれわれの年金に手を付けたがっているからだ。声を上げたいと思った」と述べた。

ベルギー政府は今年、公的部門の赤字額をEUの上限である国内総生産(GDP)比3%以内に抑えることを確約している。
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