ジム・ロジャーズ氏:日本株は割安、サンリオやタカラトミに投資 (1) (Bloomberg.co.jpから引用)

やはり、割安と判断している。割安なのにまだ下がるのだろうか。

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11月26日(ブルームバーグ):著名投資家のジム・ロジャーズ氏は都内の講演で26日、日本株は歴史的に割安な水準で日本は投資先として株式を保有している数少ない国の1つだと述べ、サンリオ株などに実際に投資していることを明らかにした。

少子化や移民を受け入れない制度などによる人口構成上の問題、債務の急激な増加に日本は見舞われているとロジャーズ氏は指摘。これを映して日本株は現在「1983年と同じにある」と強調した。その上で今後は日本企業や投資家の海外投資案件が損失発生により国内に資金回帰、低利回りの国債よりも株式や商品に向かう可能性を示した。またアジアの成長の恩恵を日本が受けることも日本株上昇の理由に挙げた。

日本株投資では実際にサンリオ株やタカラトミー株を保有していることを示した。具体的な持ち株数や投資の時期については言及しなかった。年初来でサンリオ株は2.1倍に上昇、タカラトミー株は27%下落している。この間の日経平均株価は20%の低下。

ロジャーズ氏はまた、円高が今後も継続するとの見方を示し、為替ポートフォリオの中では円とスイスフランが大きなウェイトを占めていることも明かした。さらに地域的にはアジア諸国の中で最も魅力的な投資先はミャンマーだとし、多額の債務を抱えるインドについては懸念を持っていると述べた。

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更新日時: 2011/11/26 14:00 JST
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