南アに白金鉱脈 独法が発見 世界最高水準の含有量(asahi.comから引用)

このような記事が続いてしまうと、その資源価格はピークを迎え下がっていく。合議制で判断に時間がかかる会社の結論は、相場の峠を越すころに現れる。
今回は、金融危機で資源価格も下がっていくのだろうか。

引用開始
プラチナなどの白金族の鉱脈を、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)」が南アフリカで見つけた。レアメタル希少金属)の白金族は、世界の埋蔵量の95%が南アに偏る。欧米や中国との獲得競争が激しくなるなか、日本が探査からかかわって手に入れる初の権益となる。

 JOGMECとカナダの資源会社、プラチナム・グループ・メタルズが9〜10月、南ア北東部でボーリング調査に着手。深さ643〜666メートルの地中で、プラチナやパラジウムなどの白金族を1トンあたり3.47〜7.0グラム確認した。含有量は、同じ北東部で商業生産している別の鉱山の1トンあたり3.31グラムを大きく上回り、世界最高水準という。

 JOGMECは鉱脈の範囲を確かめるため、2013年まで探査を続け、10年代後半にも商業生産に入る。その際に37%の権益を得て、日本企業に引き継ぐ契約をプラチナム社と結んでいる。伊藤忠商事も今年6月、南アでの鉱山開発に出資して10%の権益を得たが、探査からかかわった権益取得は今回が初めて。
引用終了