中国、米国債の購入続ける見通し=人民日報(REUTERSから引用)

とうざのドル危機は、先日のアメリカ副大統領の訪中で延期されたのだろう。

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[北京 20日 ロイター] 20日付の中国共産党機関紙・人民日報は、中国が米国債の購入を続けるとの見通しを示した。複数の政府系研究員のコメントを基に報じた。

 同紙によると、中国社会科学院のYan Xiaona研究員は「欧州は債務危機に見舞われており(ドルは)ユーロに比べれば相対的に安全だ」と指摘。ドル建て資産は世界中の投資家にとって、依然として魅力的だとの認識を示した。

 財政省のWang Chaocai研究員も「米国債以外に何を買えるだろうか。株式購入のリスクは高い」と述べた。

 中国の外貨準備は3兆2000億ドル。運用資産の詳細は明らかにされていないが、エコノミストは全体の3分の2程度がドル建て資産で運用されていると推定している。

 上海の大学教授Zhu Ying氏は、米国債保有高が2015年までに最大で3兆ドルに達する可能性があるとの見方を示した。
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