バイデン米副大統領「米国はデフォルトしない」 訪中最終日(CNN.co.jpから引用)

かつて、アメリカが日本に対して、今回の中国への対応のように米国債購入の安全性を説明したことがあったであろうか。やはり、占領されていると、対応が違うんだな。

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中国・成都(CNN) バイデン米副大統領は5日間にわたる訪中の最終日となった21日、南部四川省成都にある四川大学で講演し、「米国がデフォルト(債務不履行)に陥ったことはなく、今後も決してない」と米国債の安全性を強調した。

バイデン氏は講演で「中国では米国への投資に不安を感じる向きもある。しかし、米国は自国の金融資産の87%、長期国債の69%を保有している。中国が保有している金融資産は1%、米長期国債は8%にすぎない。従って我々の関心は中国の投資家を守ることのみにとどまらない。我々は投資の保護に重大な関心を持っている」と述べ、世界最大の米国債保有国である中国の不安払拭(ふっしょく)に努めた。

米国経済は、今回の訪中を通じ最大のテーマとなり、胡錦濤(フー・チンタオ)国家主席温家宝(ウェン・チアパオ)首相も会談で米国債の安全性の確認を求めた。バイデン副大統領はこれに対して、米国経済の回復と成長を確信していると強調、19日には「米国の負けに賭けて利益を得た者はいない」と発言した。

バイデン副大統領は、米中相互交流の一環として、中国の習近平(シー・チンピン)国家副主席の招きを受けて17日に中国入りした。訪中の主な目的は、次期最高指導者就任が確実視されている習氏との関係構築にあるとみられている。
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