米予算協議、土壇場で妥協成立 政府機関閉鎖を回避(CNN.co.jpから引用)

暫定予算を14日まで延長とのこと。またまた危機を煽ります。日本のGWに向けて株高となるのかどうか。

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(CNN) 米連邦議会のベイナー下院議長(共和党)は8日夜、2011会計年度(10年10月〜11年9月)予算の暫定予算について与野党間の妥協が成立、政府機関の一部が閉鎖される最悪の事態が回避されたと発表した。上院も同様の決議を可決した。
暫定予算の失効期限である8日深夜(日本時間9日昼)を前に、与党・民主党、野党・共和党間で大詰めの協議が続けられ、期限まであと1時間ほどと迫った土壇場で合意が成立した。もし協議が決着しなければ、一部の政府機能が停止し、政府職員に給料を支払えず、一時帰休を求めるなど異例の事態となり、国民の懸念も強まっていた。
ベイナー議長によると、与野党間で成立した暫定予算延長の合意は短期間での政府支出権限や歳出削減などが対象で、政府による支出をとりあえず14日まで認める内容となっている。両党はこの間、長期間を対象にした合意を新たに目指すとしている。今回合意した政府支出延長では20億ドルの削減も盛り込まれた。
オバマ大統領は今回の合意を評価し、20億ドルの削減は痛手としながらも、今後の経済活動を確保するためには必要な措置と指摘した。ホワイトハウス高官は、大統領は9日にも暫定予算延長案に書名すると述べた。
両党は、政府予算案から385億ドルを削減することで基本合意していた。しかし、共和党が要求する人工妊娠中絶への補助金撤廃などに民主党が反発し、協議は難航していた。共和党は昨年11月の中間選挙で大勝、下院で多数派となっていた。
米議会で民主党共和党は8日深夜に財政削減をめぐる交渉で基本合意に達し、8日24時以降の暫定予算失効を回避した。暫定予算の延長は14日までの予定だ
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