民主・小沢氏が代表選出馬表明、鳩山氏支持(YOMIURI ONLINEから引用)

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民主党小沢一郎前幹事長(68)は26日午前、民主党代表選(9月1日告示、14日投開票)に立候補する考えを表明した。
 鳩山前首相も小沢氏を支持する考えを明らかにした。小沢氏は、菅首相が挙党態勢構築の要求を拒否したことを出馬の理由に挙げており、挙党態勢を掲げて党内の支持を得る考えだ。代表選は、再選を目指して出馬する意向を表明している首相に対し、小沢氏が鳩山氏の支援を受けて全面対決し、党を二分する戦いとなる公算が大きくなった。小沢氏の「政治とカネ」問題や、首相が参院選で言及した消費税率引き上げも焦点となるとみられる。
 小沢氏は東京都内で鳩山氏と会い、これまで菅首相の再選支持を表明してきた鳩山氏の協力が得られるなら出馬するとの考えを伝えた。小沢氏はその後、記者団に「(鳩山氏から)『出馬の決断をするなら全面的に支援していきたい』という話をいただいたので、不肖の身だが、代表選に出馬する決意をした」と述べた。
 一方、鳩山氏は、記者団に「(2003年の旧自由党民主党との合併時)私の一存で小沢氏を民主党に入れた。小沢氏を支持するのが大義だ」と語った。
 小沢氏は26日午前、三井辨雄(わきお)国会対策委員長代理や松木謙公国対筆頭副委員長ら小沢グループの議員に「鳩山氏を通じて何度も首相に挙党一致態勢を構築するよう求めてきた。しかし、昨日、重ねて否定され、自分が立つしかないと決断した」と述べた。
 この後、小沢氏は羽田元首相に会い、羽田氏は小沢氏支持の意向を伝えた。
 小沢氏は選挙戦で、挙党態勢構築を掲げるとともに、昨年の衆院選政権公約マニフェスト)の実行を訴える構えだ。周辺はすでに経済政策を含めた代表選公約を準備している。党内最大勢力の小沢グループ(約150人)を基盤に、鳩山グループ(約60人)、輿石東参院議員会長が所属する旧社会党系グループ(約30人)、旧民社党系グループ(約30人)などの支持を得たい考えだ。
 これに対し、菅首相の再選を支持する議員グループは、小沢氏の「政治とカネ」問題や、短期間での首相交代の是非を争点に、支持拡大を図る考えだ。
(2010年8月26日12時04分 読売新聞)
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