半導体大手ルネサス、4千人削減発表 工場閉鎖も検討(asahi.comから引用)

雑巾をモットモット絞って、カラカラにしたら、炎上するのでは。日本はそこまで絞らないと、変わらないのか。

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大手半導体メーカーのルネサスエレクトロニクスは29日、グループ全体で約4万8千人いる従業員のうち約4千人を削減すると発表した。外部への生産委託を増やし、国内工場の閉鎖も検討する。2011年3月期決算では、一連のリストラで生じる費用として約770億円の特別損失を計上する。
 赤尾泰社長は記者会見で「今年度中に意思決定し、リストラ費用を計上できるようにしたい」と話したが、人員削減の方法や縮小・閉鎖する拠点については「現段階では申し上げられない」とした。
 同社は今年4月、ルネサステクノロジとNECエレクトロニクスが合併して発足。NEC、日立製作所三菱電機の3社が計9割を出資している。統合から100日後をめどに、事業計画や人員・生産体制の見直しを図るとしていた。
 約4千人の人員削減は、大半を今年度中に実施する。早期希望退職の募集に加え、出資する3社が一定の人員を引き受ける方向で調整が進むとみられる。また、国内に約20カ所ある生産拠点のうち、設備が古く、生産効率も低い工場を閉鎖するか、規模を縮小することになりそうだ。このほか、約1千人を成長の見込めるマイコン分野などに配置転換する。
 一連のリストラで10年度からの3年間で総額700億円のコスト削減効果を見込む。今後、先端製品の生産は、半導体の受託製造世界最大手のTSMC(台湾)などに委託する。自社で手がける製品では携帯電話やエコカー向けを重視。主力のマイコン事業では中国向けに3年間で1千製品を投入する方針だ。
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