中国人民元、93年以後の高値更新−中心レート引き上げを反映 (Bloomberg.co.jpから引用)

元高でアメリカをかわすのだろうか。

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10月17日(ブルームバーグ):中国人民元は17日、ドルに対して1993年以後の高値を付けた。米大統領選の大統領候補同士による2回目のテレビ討論会が開かれる中、中国人民銀行中央銀行)は元の中心レートを引き上げた。

人民銀はこの日、中心レート を0.12%元高方向の1ドル=6.3028元と、6月20日以来の元高水準に設定した。人民銀が発行する金融時報は17日の論説欄で、米大統領選とバーンズ米国務副長官の訪中が最近の元の上昇要因になっていると報じた。

中国外国為替取引システム(CFETS)によると、人民元上海市場で0.15%高の6.2545元で終了。一時は6.2525元と、公定・市場レートが統合された93年末以後の高値を更新した。

ブルームバーグが集計したデータによれば、香港のオフショア市場で元は0.17%高の6.2536元。人民元の1年物ノンデリバラブル・フォワード(NDF)は0.09%高の6.3530元。これは上海スポット取引を1.6%下回る水準。

原題:Yuan Advances to 19-Year High on Stronger Fixing, U.S.Elections(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:香港 Fion Li fli59@bloomberg.net

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更新日時: 2012/10/17 19:24 JST
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