ノック亡命で軍将軍クラス9人が一瞬で‘クビ’(韓国速報から引用)

これで、竹島問題も収まるか。韓国軍内部の、どのような派閥が静粛されるのだろうか。

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「ノック亡命」が軍にもたらした“惨禍”はみじめだった。1日で軍首脳部の将軍クラス9人のクビが飛んだ。
 軍の懲戒史上、類例をみないこのような強硬措置には、「再び休戦ラインが開けられることがあってはならない」という確約が反映されている。

 だが、最前方の警戒失敗、それに続いた虚偽報告、1週間が過ぎても正すことが出来ない合同参謀の報告ラインなど、軍内部にかくれた総体的乱脈の様相をどのように正すかというのは容易ではない。

 軍内部では、「非武装地帯(DMZ)警戒を強化するのも重要だが、軍内部の規律を正すことが何より重要だ」という指摘が出ている。

 金ミンソク国防部報道官は15日、「今回の事件は明白な警戒作戦失敗で、状況報告体系の不良から始まった点を認める」と話した。

 彼は、「軍は責任を痛感し、過ちが明らかな将軍クラス5人と領官クラスの将校9人を問責することにした」と明らかにした。

 彼は、「大尉以下の位官級将校と兵士は劣悪な警戒作戦条件にもかかわらず、規定のとおり勤めたという点を勘案して、問責対象から除外する」と付け加えた。

 最高位責任者を中心に厳しい処罰をすることにしたことは、「責任は権限を持った指揮官が負わなければならない」という指揮部の意思が反映された措置だ受け取られている。

 今回の懲戒は警戒作戦失敗に対する責任と監視カメラで発見したという虚偽報告と関連した不十分な状況管理に対する責任に分かれる。

 これに伴い8軍団と22師団の指揮ラインと合同参謀本部作戦ラインに対する懲戒措置が下された。

 北朝鮮兵士が亡命した哨戒所の上級部隊の第22師団の趙某師団長(少将)と、金某連隊長(大佐)が職務解任されて、陸軍本部懲戒委員会に渡された。鄭某大隊長(中佐)は職務解任と共に捜査依頼された。

 第22師団の上級部隊の劉某8軍団長(中将)と、朴某1軍司令官(大将)に対しては長官が「厳重警告」措置した。

 最上級部隊の合同参謀本部作戦ラインには、虚偽報告とこれを正すことが出来ない責任を問うて、申某作戦本部長(中将)と厳某作戦部長(少将)、具某作戦1処長(准将)、指揮統制チーム長(大佐)2人など、5人を国防部懲戒委員会に渡した。

 今回の懲戒は警戒作戦失敗にともなう問責としては史上最大規模だ。国防部関係者はこのような措置に対して、「警戒失敗はいかなる場合にも許されることができないということを全軍に知らせるための意が含まれている」として、「休戦ラインが開けられることが再び無いようにするためのものでもある」と話した。

 初め監視カメラで北朝鮮兵士を発見したという該当部隊の最初の報告が「ノック」に訂正されたが、これを正しく伝えなかった合同参謀状況室実務将校の任某少佐と車某少佐に対しては、陳述が互いに交錯して、捜査機関に調査を依頼した。

 また第1軍司令部の作戦ライン准将1人と大佐1人をはじめとして、8軍団の作戦担当大佐2人などは、状況報告混線に対する責任を問うて、陸軍懲戒委に回付した。

 これに伴い国防部・陸軍本部懲戒委員会に渡された軍人だけで将軍5人を含み、11人で懲戒対象者は全部で15人だ。

韓国速報 12/10/16
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